1+1+1=1
1+1+1+・・・+1=1
こんな式を書いたら間違いだと指摘されます。確かにこれらの計算式は物質を数えることに関しては間違いです。しかし、心や霊においては可能だとうことを今まで学んで来ました。これは霊的な世界での数式です。1X1X1・・・とかではないのです。それがわかると次の聖書の言葉が理解できるでしょう。
「その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。」イザヤ11:2これは神の七つの霊、すなわち聖霊について説明している箇所です。ここで聖霊が「七つの霊」として表現されているようです。一人の聖霊には七つの霊の働きがあるということでは私たちの頭でもわかります。しかし、そればかりではなく、一人の聖霊が7つの霊として働くことができるということも意味しているようです。
この聖霊の神性である働きと能力は、私たちにとってとっても重要な真理なのです。
1=1+1+1+1+1+1+1
- 主の霊
- 知恵の霊
- 悟りの霊
- はかりごとの霊
- 能力の霊
- 主を知る知識の霊
- 主を恐れる霊
霊において、1=1+1+1+1+1+1+1 一人の聖霊が七人の霊としても存在することが可能です。それを偏在といっています。七つの霊として存在し、働くことが出来る神性を示しています。
さらに 「七」というのは聖書では完全数を表していますから、聖霊は完全な方であるということも表しています。前にも書きましたが、サタンも堕天使も、良い天使たちも偏在することはできません。時間と空間に宣言されるのです。三位一体の神だけが時空を越えることができます。
さて、1=1+1+1+1+1+1+1となられる聖霊の実例を見てみましょう。
啓示録に登場する「神の七つの霊」の箇所をご存知と思います。
ここでも三位一体の神が描写されています。( )は説明です。
…今いまし、昔いまし、後に来られる方(イエス・キリスト)から、また、その御座(父なる神)の前におられる七つの御霊(複数形)(聖霊)から、啓示録1:4
…神(父なる神)の七つの霊(複数形)(聖霊)、および七つの星(エクレーシア)を持つ方(イエス・キリスト)がこう言われる。…啓示録3:1
御座(父なる神の座)からいなずまと声と雷鳴が起こった。七つのともしび(複数形)(聖霊)が御座の前で燃えていた。神の七つの霊(複数形)(聖霊)である。 啓示録4:5
御座(父なる神の座)──そこには、四つの生き物がいる──と、長老たちとの間に、ほふられたと見える小羊(イエス・キリスト)が立っているのを見た。これに七つの角と七つの目(複数形・男性)があった。その目は、全世界に遣わされた神の七つの霊(聖霊)である。 啓示録5:6
神の七つの霊(複数形)(聖霊)=七つのともしび(複数形)=七つの目(複数形)
聖霊は七つの目(複数形)として全世界に遣わされました。そしてこれから、七つの封印(複数形)が解かれる時が来ます。その封印を解くことのできる唯一の方であるほふられた小羊イエス・キリストと七つの目(聖霊)が一体となっている様子が描かれています。七つの霊として複数として存在され聖霊は全世界に遣わされ、七つの封印を解くのにふさわしい人物を探し出そうとしてきました。しかし、誰一人いなかったのです。そして、封印を解くのにふさわしい唯一の方、イエス・キリストと一体となっているのです。
この七つの封印の巻物とは何でしょうか?
それは、人類が造り主に背き、自己破産してしまったことを表しています。それゆえに「地球の権利証」である巻物には負債額と土地(地球)を失った理由が表にも裏にもびっしりと書き込まれているです。一つの封印が貼られただけでも法的に有効となり、負債額を完全に支払える者以外には、その封印は解くことができません。しかも、その「地球の権利証」には七つもの封印が貼られ封じられているのです。完全に返済不可能となって売り渡された権利証。自己破産!それが人類の現実です!負債額は永遠に諦めなければならない額です。
だれがその負債を支払うことが可能ですか?
罪を犯していない者だけです。人間でなければなりません。罪を犯していないだけではなく、人間として神の御心を積極的に完全に満足させる者だけです。人類史上に誰もいません。どんな宗教の教祖も開祖も失格者です。人類は全員失格者です。なぜなら、この天地宇宙の神の心を満足させることができなかったからです。嘘を1つでもついたものは失格者です。また、人類の罪の負債額を支払えた者だけです。
人類の罪の負債額を全部支払い、罪の償いをなしえた者はイエスの他にいますか?まず、罪のない者が身代わりになれるのですが、全人類は全員失格です。全人類の数えきれない罪に対する一つ一つの刑罰を、誰が好んで身代わりに罰を受けるでしょうか︎。
ただ一人、人となって来られたイエス・キリストだけです。父なる神の下された全人類が受けるべき刑罰を、身代わりに十字架にはりつけになった状態で、3時間に渡って受けたのはイエス・キリストだけです。父なる神の混ぜ物なしの怒りの盃を正気の状態で全て飲み干されたのは、イエス・キリストだけです。
また、私は、御座にすわっておられる方の右の手に巻き物があるのを見た。それは内側にも外側にも文字が書きしるされ、七つの封印で封じられていた。 また私は、ひとりの強い御使いが、大声でふれ広めて、「巻き物を開いて、封印を解くのにふさわしい者はだれか」と言っているのを見た。「天にも、地にも、地の下にも、」とあるように、天使たちの中にも、そしてすでに死んだものたちの中にも、 巻き物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったのです。
しかし、天にも、地にも、地の下にも、だれひとりその巻き物を開くことのできる者はなく、見ることのできる者もいなかった。 巻き物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったので、私は激しく泣いていた。
啓示録5:1〜4
すると、長老のひとりが、私に言った。「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。」 さらに私は、御座──そこには、四つの生き物がいる──と、長老たちとの間に、ほふられたと見える小羊が立っているのを見た。これに七つの角と七つの目があった。その目は、全世界に遣わされた神の七つの御霊である。 小羊は近づいて、御座にすわる方の右の手から、巻き物を受け取った。 啓示録5:5〜7ではこの地球は、誰の手に渡っているのでしょうか?
悪魔です。サタンがイエスに
こう言った。「この国々のいっさいの権力と栄光とをあなたに差し上げましょう。それは私に任されているので、私がこれと思う人に差し上げるのです。」ルカ4:6この言葉をイエス・キリストは否定しませんでした。つまり、この世界はサタンのものとなっているのです。そして、サタンはそれらを手にしましたが、結局満足していないのです。
サタンは、この世の神(IIコリント人4:4)と言われています。
「空中の権威を持つ支配者」(エペソ 2:2 )であり、「この世を支配する者」(ヨハネ 12:31 ) 実は、全人類が、サタンに捕らわれていたり(エペソ2:2)、サタンの支配下にある(I ヨハネ2:2)のです。まさかと、思われるなら試してみください。
サタンの言うことを聞いて生活しているうちは、その支配力を感じないでしょう。しかし、サタンから逃げ出したい、解放されたいと思ったとたん、サタンはあなたを拘束する力を強めてきますよ。サタンから解放される方法は1つだけです。
「イエス様、あなたに信頼します。サタンから解放してくださる救い主はあなたです!」と心から神に向かって叫び祈ることです。もし祈れるなら、あなたは解放されます。しかし、おそらく、ほとんどの方は言えないでしょう。これだけは言えないようにサタンが心や口を支配してくるのです。
もし祈れたなら、あなたはサタンの支配下から解放されています。サタンは、「この世」の支配者であって、イエス・キリストに属する者たちは、サタンの支配下にはいません。サタンの支配は「暗闇の圧政」です。
神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。コロサイ1:131=1+1+1+1+1+1+・・・・・・・+1
この数式が今も長くなっています。
あの使徒の働きの2章の五旬節の日以来、世界中でイエス・キリストを信じる者たちの内に、聖霊が来てくださっているのです。同じ聖霊があなたにも私にも、全てのイエス・キリストとつながる者たちの内に来て下さっています。
そして、聖霊の住まわれるところに、イエス様がいてくださり、父なる神様も共にいてくださるのです!
今日もウェブチャへようこそ!
いつも三位一体の神が私たちと共にいてくださることを受け入れ、その事実を感謝して祈るだけで、人生が変わってきますね。祈るごとに感謝と歓びがあふれてきます。父とイエス様と聖霊の交わりの中に毎日加えていただけるのですから、最高です。その上、天使も守ってくくださるのですから、至れり尽くせりですね〜!
今日も祝福の1日をお過ごしください!
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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コメント
今回もとっても重要な聖書箇所に関するコメントをありがとうございます。たしかに、この訳し方ですと、最後の2つがあたかも1つになっているように読めてしまいます。ヘブル語のテキストでは英語でいうならandである同位接続詞ヴァヴが名詞の前について接続されて分けられています。最後は、「知識の霊とヤハウェを恐れる霊」となります。最後に来るのが、「ヤハウェを恐れる霊」です。「6」は「不完全数」ですから、それを聖霊なる神に割り振るのもおかしいです。意図的な悪意を感じざるを得ませんね。
新改訳2017版の聖書は、読み方によっては6つの霊と取れるので、そのまま書き写します↓
その上に主の霊がとどまる。
それは知恵と悟りの霊、
思慮と力の霊、
主を恐れる、知識の霊である。
ーイザヤ11:2
最後の2つの霊がくっついていて、
〉主を恐れる、知識の霊
とあたかも知識の霊が主を恐れているような表記になっています。新しい聖書が意図的に?変化しているのでしょうか…。